「カエルの置物は縁起が良い」というのはよく聞くと思います。
その理由は、「家族がカエル(帰る)」「お金がカエル(返る)」「幸運がカエル(還る)」「人間関係をカエル(変える)」「商売をカエル(替える)」ちょっとした語呂合わせが由来しているからなんです。
このようにカエルには繁栄や豊かさを呼び込む意味があります。
あなたもこの記事を読んで、カエルの置物を取り入れ、繁栄と豊かさを手に入れてみませんか?
カエルの置物の意味とは?豊かさの象徴って本当?
カエルの置物は、多くの場合、幸運をもたらすと信じられています。
実際に、カエルをモチーフにした置物や飾り物は、様々な国で愛されており、それぞれの形で表現されています。
東アジアの文化では、カエルは繁栄と豊かさの象徴とされています。
たとえば、中国語では「カエル」(蛙)と、「財宝」(禾)は同じ発音なので、多くの人々はカエルを財宝に結びつけ、家の中にカエルの像を置いて幸運のお守りとして使用します。
また、日本の伝統的なカエルの置物である「徳利カエル」は、商売繁盛を願うためのものとして、料亭や居酒屋などでよく見かけます。
西洋の文化でも、カエルは幸運をもたらすものとされていることがあります。
カエルは、古代ローマ文化では、豊作と幸運を象徴する動物とされていました。
また、中世ヨーロッパでは、魔女の助手としてのカエルのイメージが描かれることがありましたが、それでも、カエルが幸運に関連していることは変わりませんでした。
一方で、カエルは毒を持っていることもあります。
カエルの置物はその毒を吸い取ると信じられているため、健康や安全面についての意味もあるとされています。
いずれにしても、カエルの置物は、幸運、繁栄、成功を象徴するモチーフとして愛されています。
風水としてのカエルの置物とは?
カエルの置物は、風水において重要な意味を持つものです。
それは、カエルの姿勢によって異なり、風水的に様々な効果があるとされています。
たとえば、カエルが口にスフィア状の物体をくわえている「一口金のカエル」は、財源を招く事が期待され、一方、左手の掌にコインを持った「金貨を盗むカエル」は財宝を守る力を持っているとされています。
また、カエルという動物自体が水に近い場所に住んでいることから、カエルの置物は水運を良くするとされています。
カエルの置物があると、生活や仕事で水との縁が深いところでのチャンスが増えるといわれます。
カエルの置物を置く場所にも気を配る必要があります。
風水では、南東方向に置くことが良いとされています。
南東に置くと、財運を引き寄せ、安心した生活が得られると考えられます。
カエルの置物はどこに置くのがいい?
カエルの置物を置く場所として最適なのは、玄関だといわれています。
その理由は、玄関は家全体の出入り口であり、良いものを取り入れる場所でもあるためです。
玄関に置くことで良い運気を呼び込むとされ、家全体の運気を上げることができると考えられています。
カエルの置物は水辺の生き物であるため、玄関やエントランスに置く場合は必ず水入れに置くようにしましょう。
水のない環境ではカエルは干からび、不吉な現象に繋がるとされます。
水に関連するモチーフとして、カエルは江戸時代から日本で利用されてきました。
湿度が高く、夏に通風がある、開窓がある場所に置くことで、水辺を意識したようになります。
カエルの置物は、良い運気を呼び込むための象徴であり、その置く場所によってその意味合いや効果が変わります。
カエルの置物を置く際には、置く場所をよく考え、その効果を最大限に引き出せるようにしたいですね。
カエルの置物を置く向き(方角)
日本では、カエルの置物は運気アップ、商売繁盛、安産や人間関係の円滑化など、幸運をもたらすとされています。
一方で、それを置く向きや方角によっても意味が異なるとされています。
まず、南向きに置くことが一般的で、これは中国の風水学の影響があります。
南は、太陽の陽気が多い方角で、陰陽の気の循環を良くするとされています。
また、南向きは活気があり、パワーを引き出しうる方角とされています。
次に、西向きに置く場合、金運がアップするとされています。
西は太陽の陰気が多く、夕暮れ時に金運を象徴する黄色い夕陽が見えることから、金運に縁起が良いとされています。
東向きに置く場合、学業や知識への向上心がアップするとされています。
東には太陽が昇る方角で、出発や新しいことにチャレンジするパワーを引き出しうるとされています。
最後に、北向きに置く場合、厳しい試練に立ち向かう力を与えてくれるとされています。
北は寒気の厳しい方角であり、厳しい試練という厳しい現実に向かって立ち向かう力を与える方向とされています。
あなたの叶えたいものに合わせてカエルの置物の方角を変えてみましょう。
カエルの置物の意味とは?繁栄と豊かさを引き寄せよう まとめ
今回は、縁起の良いカエルの置物についてのお話でした。
いかがでしたか?
まとめると、
- 中国語では「カエル」(蛙)と、「財宝」(禾)が同じ発音なので、カエルを財宝に結びつけた。
- 日本の「徳利カエル」は、商売繁盛を願うためのものとして、料亭や居酒屋などでよく見かける。
- 西洋では、カエルは幸運をもたらすものとされている。古代ローマ文化では、豊作と幸運を象徴する動物とされていた。また中世ヨーロッパでは、魔女の助手としてのカエルのイメージが描かれることがあった。
- 風水としてのカエルの置物は、カエルの姿勢によって異なり、風水的に様々な効果があるとされている。
- カエルの置物は玄関い置くのが良いとされる。
- カエルの置物を置く向きは、
南→陰陽の気の循環を良くするとされている。南向き→パワーを引き出しうる方角。
西向き→金運がアップ。
西→金運に縁起が良い。
東向き→学業や知識への向上心がアップ。
東→出発や新しいことにチャレンジするパワーを引き出す。
北向き→試練に立ち向かう力。
以上がまとめになります。
カエルの置物を身近に置くことで、心が和み、ポジティブなエネルギーを引き寄せることができるかもしれません。
ぜひ自分に合ったカエルの置物を見つけ、幸せを呼び込んでくださいね。
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